~ 僕らは離れ離れ たまに会っても話題が無い 一緒にいたいけれど とにかく時間が足りない 人がいないとこに行こう 休みが取れたら いつの間にか僕らも 若いつもりが年をとった 暗い話にばかり やたら詳しくなったもんだ それぞれ二人忙しく 汗かいて 素晴らしい日々だ 力あふれ 全てを捨てて僕は生きてる 君は僕を忘れるからその頃にはすぐに君に会いに行ける ~ 考証: 一番気になったのは、最後の部分。なぜ「君が僕を忘れる頃には、すぐに君に 会いに行ける」んだろうか、と。一体どういう意味なんだ、と。 ずーっと考えた。 |
~常滑は焼き物の街である。 沖合いに、セントレア(中部国際空港)ができた。中部地方と世界とをつなぐ玄関口だ。 にもかかわらず、常滑の町は昔ながらの面影を今に残す、情緒あふれる町である。 名古屋高速から知多半島道路そして知多半島横断道路を経て、常滑にやってきた。 途中雪が降った。鉛色の雲が、私を圧迫しているような、そんな心持になった。 旅とは時間的な乖離と空間的な乖離、現在の自己とのしがらみの無い、知の鳴動。 しのつく雨に打たれて、真っ赤なパジェロイオはひたすら、知多半島を南下する。 常滑の町に着いたときには、若干雨も小降りとなり、私はまずはじめに車を置く場所を 探し求め歩いた。しかし適当なコイン駐車場がない。ぐるぐるまわる。まわるまわるよ、 パジェロはまわる。常滑警察署、常滑消防署、常滑競艇、名鉄常滑駅、まわれどまわれど、 コイン駐車場はない。まあしゃあない、適当に駅前のショッピングモールの駐車場に駐車 しとこうか、っていうんで「セラ」とかいう名鉄パレの隣に停めた つづく |
美食を求めて三千里・・・味の航海士マゼランと言われたとか言われないとか、俺様 ドルーギーは、兎に角、美味しいものに目が無い。グルメ情報誌は欠かさずチェック して、美味しそうな店があれば期を逃さず飛び込んで、ミシュランの御仁みたく舌に 全神経を集中させて、吟味する。いや、吟味すると言うよりも、その料理を作った料理人と 勝負する。うん、勝負するんだな。 てなわけで、ここ最近食の分野で感じたことをつらつらと書こうじゃないかと、思うんだ。 ① 塩ラーメン 俺はね、生涯で一番の塩ラーメンは西武新宿線の井荻駅から環八沿いに北へ 500メートルほど上がった、ラーメン屋の塩ラーメンが一番美味いと思っているわけ。 そんなにたくさん塩ラーメン食べてきたわけじゃないけど、ここの塩ラーメンは特に スープ絶品、チャーシュー絶品!!麺は普通だけど、それ以外はかなり凄いのよね。 店の名前忘れたけど・・・。 んで、そんな俺が東海ウォーカーなる情報誌の「本当にうまい店」とかいう特集記事に 魅せられて、ラーメン部門で二位にランクインした「ずんどう」というラーメン屋に行ったん だ。サンシャイン栄の中にあるんだけど、結論から言うと、これがイマイチ。スープが薄い。 塩味がもうすこし効いてないと、白湯?飲んでる感じだわ。 80年代塩ラーメンていうね、あっさり気味のラーメンだったんだけど、もっとあっさりの 70年代塩ラーメンてのがあってね、想像するとどんなにあっさりなのか、怖いくらい。 塩、塩、塩!!塩あって何ぼの塩ラーメンじゃないか!! ② をでん こないだね、コンビニのおでんの食べ比べしてみたんだけどね、サークルKのおでんは かなりかつをダシが薄い。ケチってるんじゃないかと思うくらい、ダシが薄いんだ。ファミマ とセブンはかつをダシが聞いてて、醤油の風味も超いい感じなんだけど、どうしても サークルKだけ、あれはどうかしてくれろ。 牛すじの味噌煮込みとかは好きだけど、俺の一番大好きなもち巾着が、あの薄い だし汁を吸ってしまっては、台無しだわ、てな感じ。 ③ しゃぶしゃぶ こないだね、俺の昇進祝いでさ、職場の人たちが「しゃぶしゃぶの木曽路」というとこで お祝いをしてくれたのですがね、これが一人5000円で食い放題。一人5000円って 意外と高い方だよね?うん、多分食い放題にしては高い。でもその分めちゃくちゃ美味 だった。正直しゃぶしゃぶなんて、十数年ぶりに食ってさ、かなりのブランクがあったん だけど、こんなに美味いものかと。馬鹿みたいに食いまくったった。 昇進祝いの宴を開いてくれたのもうれしいけど、シャブ中になってシャブよれの俺は しゃぶしゃぶ大好き人間になってしまった。すき焼きよりも、焼肉よりも、しゃぶしゃぶだぜ。 ④ すうぷかりい 前ね、一灯庵っていうね、スープカレーの店行ったって書いたけどさ、こんどは北区の 上飯田ってとこにある「心」って店に行ってみた。同じスープカレーでもここのやつと 一灯庵のとはちょと違うだね。俺の好みから言えば、スープのダシが効いてて、スープ カレーらしいのは一灯庵のやつでね、俺はそっちの方が好きなんだけど。 「心」のはどうも、カレーに近いスープカレーのような気がする。メニューも一灯庵 のほうがシンプルだし。 んで、どうでもいい話だけど、最後レジに言って清算するときに、若い女の店員が 俺の財布を見て「あー」とか言ってんの。「??」って怪訝な顔してやったら、その女 曰く「それナイトメアビフォアクリスマスのだ」って。いいですねー、これー、なんてその 財布をいたくお気に入りの様子で、まあ俺も初めて会う人に、どうぞってあげるほど 気前よくないから、えへへ、高蔵寺のビレバンで買ったんですよ、なんて愛想笑いして、 立ち去った。変わった店員もいるもんだと、そう思った日であった。 |
わたくし、ドルーギーは八年来、彼女おらぬ畜生野郎ですゆえ、クリスマスという、 一年でも最大のラブのイベントにもかかわらず、名古屋一番の繁華街、栄の街に独り 繰り出してみましたところ、これはいかん、これはいかんぞ、という結論に達しました。 まず何がいかんかと、申しますと、わたくし無謀にも、ロフトに買い物に行ってしまった のです。そうしましたら、いるわいるわ、1階のアクセサリー売り場にうじゃうじゃとルクプルの 群れが。指輪を見て、最上の笑顔を振りまいている、オスとメスの群れが、おるんです。 どうにもこうにも、いたたまれなくなって、さすがのわたくしも、とんでもないところに来た もんだ、思えば遠くへ来たもんだ、なんていいながらフロアを変えてみたものの、どの階 にも、ルクプル、改めカップルがおるんです。 こうなったらわたくしドルーギーにも逃げ場はございません。いっそ胸を張っていこうじゃ ないかと。毛唐の祝祭に浮かれている、ばか者どもをせせら笑ってやろうじゃないかと こう思い、まさに自慰行為、これこそ自慰行為自らを慰めてやったのでございます。 次に、傷心のわたくしがおとづれたところは、パルコでございます。しかし、結果は 想像に難くないものでござんした。ここにも無数のルクプルの群れが、おるんです。 わたくしはこう思いました。くるすますにゃ、ひとりもんは町へ出ちゃいかんのだ、と。 そうしてわたくしは、独り、パルコでニット帽を購入し、栄のアウトレットの店でウェア を購入して、足早に家路についたのでございました。 しかし、人間というものは日を追うごとに逞しくなっていくもので、街行くカツプルを見ても 昔ほど、自分が情けなく感じる心というものがなくなってきました。独りルクプルたちの間に まぎれても、昔ほど切なくなる自分はおりませんでした。自己の成長に目を細める聖夜の ドルーギーなのでした。 |
お口の恋人ロッテって言うじゃない、でもお口の恋人っていやらしいフレーズだわ、 ほんとに、ねえ、あんたどう思う?と彼女がチュッパチャプスを舐めながら、俺に問う ので、さあ、と生返事をした、まさにそのときロッテの31年振りのパ・リーグ優勝が決まった。 でもメジャーリーグのプレーオフと違って、パ・リーグのプレーオフ、優勝決定方式は ちょっと論理的でない。ペナントレース優勝のホークスの選手たちがかわいそう過ぎる。 ロッテはロッテで素晴らしいが、ソフトバンクが日本シリーズに出られないのはどうしても 納得がいかないだろう。ファンであればその気持ちはなおさら強いはずだ。 どうにも納得いかないな、と俺が彼女に言うと、彼女はチュッパチャプスを舐めながら さあ、となま返事をして、雨の振る窓の外の夜の闇を、ただ、じんじんと見つめていた。 俺は消化不良をおこして、晴れない霧の中の、その先にあるものを、見るとも無く見ていた。 |
雑誌の情報やテレビのグルメ番組など、嘘の情報がまかり通っている昨今。 本当の美食を日々追い求めている、美食家ドルーギーが、しがらみのない まっさらな舌で、「本当に」美味しいものだけを追求する、それが・・・ 「ぐるナビ:ドルーギー」 第一回目の今回は、味噌ラーメン。 味噌ラーメンの店は各地にあれど、本当に美味しい味噌ラーメンはありません。 日本全国どこを探しても、美味しい味噌ラーメンなんて無いのです。 そんななか、味噌といえば名古屋、名古屋と言えば味噌、ドルーギーのお膝元 ここ名古屋市に、俺様を驚嘆させる味噌ラーメンの店が、日本で唯一、存在する。 その名も・・・ 「ちゃるめら味噌ゴロー」 この美味さは半端ねえ、むしろこれは味噌ラーメンではない。 一番安い赤味噌ラーメンが一番のお勧め。 スープは超超濃厚、その超超濃厚なスープに煮卵と煮豚とたけのこと あとなんやかんや入っとります。太目の麺にそれらが絡んで、もうトレボン。 昼時は白い飯が食い放題なんで、店内のジャーから好きなだけ飯をよそって 味噌スープと一緒に食うと、これがまた美味礼賛。 基本的にスープが濃厚すぎて、さらさらではなく、ちょっとどろどろしているので ちょうど白い飯に合うのです。 味噌ラーメンで紹介できるのは、日本で唯一この店だけ。 場所は名古屋の地下鉄久屋大通駅で下車、ハンズのところから出て、 桜通りを東に進むと、道路の北側に見えてくる。デイリーストアの横くらい。 |
最近、どえらい発見をして意気上がる俺様ドルーギーの、その大発見とは何か? ていうかまあ、それはさておいて、つまりは、ピンクリボンである。 インディーズバンドの発掘に精を出していた頃の話、俺様はピンクリボン軍という きわめて個性的な、と言うと大げさだが、まあそこそこ個性的なバンドに出会った。 不器用な「漢」的な、時代遅れ感タップリのグルーヴで、粗野な感じがなかなかいい と思っていたが、まあ、とは言え、のめりこむほどでもなく、ていうか正直言うと あんま好きじゃない。俺が聞いたのは「東男」というアルバムなんですがね、まあ 大体どのアルバムも同じでしょうね。 で、ピンクリボンキャンペーンというのを、最近ヤフーのホームページで見かけて ピンクリボン軍を思い出したのである。ピンクリボン軍という名前はもちろん、 ドラゴンボールのレッドリボン軍からとった名前であろうが、ピンクリボンキャンペーン の名の由来は ピンクリボンは乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の大切さを 伝えるシンボルマークです。女性の8人に1人が乳がんを患うと いわれているアメリカで1980年代から盛んになった市民運動の 思いを表しています。 と書いてあるだけで、なぜピンクのリボンなのか分からない。あと色といえば・・・ 最近ホワイトバンドなるものが流行したけどね、貧しい国の子供たちを救おう みたいなやつで、模様も無いただの白いリングが馬鹿みたいに売れたって。 まあ俺は買わなかったが、 あの売上金が一切発展途上国には届かないんでね。 よくわかりませんけどね、偽善者のやることは。 |
ソーテックのノートパソコンがバキバキに壊れて、何でこーなるの、とコント55号ばりに 言っては見たもののその原因がいまだもってまったくわからず、立ち往生している俺様 ドルーギーである。 まあとは言っても、最近壊れたのではなく、もう半年くらい前からずっと壊れているのだが、 何がどう壊れたのかというと、まずディスプレイとキーボード部分をつなぐちょうつがいが バキバキに壊れて、片方は完全に外れてしまっている。もう片方のちょうつがいが かろうじてつながっているが、近いうちにディスプレイとキーボードが完全に分離して しまうのは明らかで、それでも、ディスプレイに画面が映っているのがまだせめてもの 救いなので、今日まで使ってきたのだ。 さらにもうひとつ、パソコンの裏側のファンが機能していないので、すぐに熱が こもってしまう。それゆえ1時間もたたないうちにパソコン本体がすごい熱を放つようになり 自動的に電源が落ちてしまう。このまま放っておけば、きっと中の機械がいかれて データも何もかもおじゃんになってしまうだろう、でもねばってねばって、今日まで 使ってきたのだ。 特別乱暴に扱った記憶もなく、なぜここまでぶっ壊れるのか、腑に落ちない 俺様ドルーギーであるが、修理に出すのも面倒なので、これまで放置してきた。 てなわけで、ねばってねばって、壊れかけのレディオ、もとい壊れかけの ソーテックのノートを、3年近く使ってきたのだが、さすがにやばいと、もうそろそろ 末期状態ではないかと、友達からも、「そんなんあかんで、あんた金持ってんねんから 新しいの買いや」とか言われるし、いや、そんなに俺は貯金ないで、と反論しても 壊れてるのは事実だし、観念した俺様は名古屋駅前のビックカメラで新しい ノートパソコンを買った。 しかし、子供のころから優柔不断のレッテルを貼られ、もし仮に世界優柔不断コンテスト なるものがあったら、完全に日本代表になるであろう俺様は、店内でウロウロとしながら 迷う迷う迷う迷う・・・めっさ迷った。 モバイルノートにしようかしら、でもA4サイズのほうがスペックの割には比較的安いし、 テレビ機能とかはいらないし、オフィスは持ってるから、プレインストールされてない やつでもいいねんけど、ソーテックのはちょっと今回は避けたいし、デザインもやっぱ 重視したいし、なんやろ、どうしたらええねやろ、どうせやったらあんまお金かからん ほうがええし・・・ 富士通、NEC、シャープ、HITACHI,SONYのブースを行ったりきたり、万歩計 つけといたら、かなりの数値をたたき出すのではないかと思われるほど、店内を 歩き回った。その間店員に声をかけられること十数回、あきらかに挙動不審な 買い物客、ひょっとしたら万引きGメンにマークされていたかも知れん。 でも結局、店員のアドバイスを聞くことなく、購入したのはソニーのバイオの タイプT。11.1型モニタのモバイルノートです。モバイルノートはスペックの割には 値段が高いので、損した気分になる。CPUも1ギガだし。ハードも60しかないし。 でも決めてはデザインと、小ささ。手軽に持ち運び可能なので、やっぱモバイル ノートがいい。20万9800円。でかい買い物だ。 20万・・・。俺の月収¥のほとんどが消えてしまった。恐ろしい、勢いというのは 恐ろしい、そう思わざるをえないドルーギーであった。 |
世の中に才能のある人間なんて本の一握りしかいない、他の人間は 大して才能もないのに、運だけでその世界で活躍しているに過ぎない、 運も才能のうちというけれども、やっぱり才能と運とは違うんだぜ、と 自論を展開しても誰もうなずいてくれないで逆に、何ひがみ根性丸出しで 訳の分からんことを言ってるんだ、と言われてシュンとしてしまう、孤高の独裁者 こと俺様ドルーギーだが、俺は今日は愛知県芸術文化センターで開催された ぴあフィルムフェスティバル、略して「PFF」に行って来た。 愛知芸術文化センターというのは数日前に「ゴッホ展」を鑑賞したあの施設だ。 あの施設といっても分からんかも知れんが、名古屋市中区は栄という文字通り 名古屋で一番栄えた町にある大きくて綺麗な文化施設。まあ、名古屋なんて 芸術から程遠い、田舎もんばっかいるところなんですが。俺も含めて。 俺が生まれた1977年から開催されているPFFは、知らない人にわざわざ説明すると まあ若手映画監督の登竜門というか、小説で言えば文學界新人賞やすばる小説賞 、お笑いで言えばABCお笑い新人コンクール、あとは高校受験で言ったら 全統センター模試、入社試験で言えば第一次面接といったところでしょうか。 色々な映画監督がこの映画祭を足がかりに、映画監督として羽ばたいています。 数え上げれば枚挙に暇がないし、面倒くさいんでやめときます。 で、今日俺が見に行ったのは 「おわりはおわり」 「コスプレイヤー」 の2本。Bプログラム。ちなみに、午後3時30分からのCプログラムも見ようかと思った けど後述する諸事情により、見るのをやめた。 「おわりはおわり」という作品は、記憶喪失の状態で帰宅した兄と、結婚間近ながら 問題を色々と抱えている妹の話。今回のPFFの審査員を務めた、映画監督の 青山真治が「今回の作品の中ではこの映画だけが「映画」であった」という 訳の分からないコメントをもって絶賛したという作品。 だから多少は期待してみていたんですが、結果から言えば、 悲しい 気持ちにさせられました。日本映画界の行く先は暗澹たるものだと思わずには いられない、最悪の映画。もう開始から20分くらいで、見るのが苦痛になるような 無内容かつ無技巧かつ無美意識の映画。でも映画は全編120分。長いなぁ、と 思う、七人の侍の3時間半、旅芸人の記録の4時間、いずれも長く感じなかったのに この内容なら1時間でも長く感じるぜ。 ほんとに、落胆したぜ。おい、青山、適当なこと言ってんじゃねえぞ。 てめえ、一応、いっぱしの映画監督なんだから、てめえの発言にはある種の重みが あんだぞ、こら。てめえの言葉を信用した俺が馬鹿なのかね???? 採点つけるなら 【 0点 】 まじで0点。まさにタイトルどおり「終わってる」ぜ。 でもこの作品は今回のPFF審査員特別賞受賞したらしい。 罪悪だ、青山真治、この映画を審査員特別賞に選んだ貴様の罪は重い。 たとえ世間が認めても、俺はこんな素人演技と素人演出と素人脚本の 映画はぜぇぇぇぇぇぇぇぇっぇぇぇっぇぇえぇぇぇったぁい認めない。 二本目の「コスプレイヤー」は20分の短編。この作品も内容は全くなくて、 稚拙。はっきり言って、ゲロ吐きそうになるほど両作品ともひどい。 こりゃだめだわ、映画は他の芸術にはまだまだ追いつけない。 いまだ第七の芸術の地位にとどまっている。 てなわけで、他の作品もどうせこのレベルだろうと、勝手に推し量って 俺はCプログラム以降の作品を見るのをやめた。 内田けんじとか山下淳弘とかいい監督を生み出している、PFF。 俺が見た作品が二つとも、たまたまひどかったのかも知れないが、 あれでは日本映画界は、潤わないよ。 まあ塚本晋也も初期には「鉄男」とかくだらない作品を作ってたんで、 まあ今後、両監督がどういう風に成長するのか、見ものだ。 まあ多分今後お目にかかることはないでしょうが。 万博閉幕の前日に、こんなひどいめにあった俺様、ドルーギーは 失意の中家路についたのであった。 |
「夢のチョコレート工場」 70点 1971年に作られた映画版「夢のチョコレート工場」。今劇場公開されている 「チャーリーとチョコレート工場」に先立つこと30数年、両作品を比較するため にレンタルで借りてみてみました。監督はメル・スチュワートという、(多分)無名の人。 ティム・バートンは、スチュワート版の影響を受けないように、あえて、スチュワート 版を見なかったと語っているそうですが、オープニングの映像や工場内の造形など、 結構共通する部分も多かったです。人間の想像力って、同じものを素材としている 場合、結果は大体似てくるんですね。 どちらかというとスチュワート版の「チョコレート工場」のほうが、僕は好きです。 ウンパルンパの歌や、踊りも好きですし、バートン版よりもミュージカル的な要素 が多い、と言うかミュージカルですな、この作品は。 幼少時代のトラウマとか、家族愛という観点は、この作品では描かれていません。 そういうテーマは、バートン監督の創作なのでしょうか。原作を読んでいないから 分からないけど。 あとはね、ワルタという名前の男、こいつはワンカのライバルなんだけども、 そいつが子供たちに、ワンカの溶けない飴の秘密をスパイしてこいと、ささやく。 このワルタに関しては、ちょっとしたネタバレになるので、ここではこれ以上 言いません。 笑ったのは、ワンカのチョコレートを手に入れようと、大人たちが迷走する場面。 夫の身代金としてワンカのチョコを要求された婦人は、チョコを差し出すのをためらうし、 イギリスのオークション会場ではイギリス最後のワンカチョコをめぐって値段が 高騰し、挙句の果てには女王陛下まで出てくる始末。 はっきり言って、バートン版もスチュワート版も似たような構成で、それほど潤色 していないように見えますが、純粋な楽しさという点では、スチュワート版のほうが 僅差で勝利、です。 |
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